プランや土地が決まったら、次に決める必要があるのが、外壁やキッチンなどの設備・仕様です。設備・仕様は使い勝手と先々のメンテナンスをよく考えて選ぶことも必要です。金額やデザインだけで決めてしまうと後々後悔することも…
賢い、設備・仕様の選び方をこれから紹介します。
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現在のキッチンは、システムキッチンとよばれ、キャビネットやカウンター、各機器を積み木のように組み合わせ作られています。
キッチンを構成するそれぞれの部材について、少しずつ紹介していきます。
◎水栓金具
キッチンで使う水栓金具は、使い勝手を重視しており、一般的にシングルレバーハンドル水栓が多く使われています。1つのレバーの上下操作で吐水・止水ができ、左右操作で湯水の切り替えができます。例えば、ハンバーグ種をこねたあと、手の甲だけでラクに操作できるので、水栓を汚すことなく手を洗うことができます。
先端にハンドシャワーが付いたタイプは、引き出して使用できるので、大きな鍋やシンクを洗う際に、隅々まで水を流すことができて便利です。
その他、
両手がふさがっているときに便利なセンサー機能付き水栓
水道水をより美味しくする浄水器内臓水栓
空気を含んだ泡沫タイプの節水型水栓などがあります。
対面キッチンやアイランドキッチンなど見せるキッチンでは、形状にこだわった、グースネック水栓(恐竜の首のような形状をしたもの)もあり、人気があります。
次回は、キッチン本体とセットで配置することの多い、食器棚などの「背面収納」についてご紹介します。