プランや土地が決まったら、次に決める必要があるのが、外壁やキッチンなどの設備・仕様です。設備・仕様は使い勝手と先々のメンテナンスをよく考えて選ぶことも必要です。金額やデザインだけで決めてしまうと後々後悔することも…
賢い、設備・仕様の選び方をこれから紹介します。
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◎洗面化粧台
キッチンや浴室に比べて後回しにされやすい場所ですが、洗面台は、家族みんなの一日の使用頻度が高い場所です。朝、顔を洗い身支度をする。帰宅後、手を洗い、就寝前に歯磨きをする。洗面化粧台とも呼ばれるように、忙しいママはここでお化粧をすることもあります。しっかり考えて選びましょう。
洗面台を選ぶポイントは、高さ、幅、ボウルの形状や水栓金具の使い勝手です。
洗面台の高さが合わないと、低い場合は腰に負担がかかり、高すぎると顔を洗う際に水が肘をつたって、床にこぼれてしまいます。一般的な高さは使う人の「身長÷2」と言われますが、ご家族で身長の差はありますので、実際に高さの確認をしておくことが大切です。水はね、水垂れが気になる場合は、大きめのボウルを選んでおくとよいでしょう。
洗面台は、洗濯の下洗いや子どもの上靴を洗ったりと、家事をすることも多い場所です。大きめで深いボウル形状、引き出せるシャワー水栓は実用的で、ボウルの清掃時や、バケツに水を汲む際にも使いやすいものです。壁付き水栓は、水栓の根本に水垢が溜まりにくく、お掃除がラクになります。
洗面台で使うものは、様々です。細々したものも多く、収納は引き出しタイプと開きタイプを揃えておくとよいでしょう。鏡の裏を使った収納は、薄型で歯ブラシや化粧品などをスッキリ収納できます。
次回は、「トイレ」についてお伝えします。