プランや土地が決まったら、次に決める必要があるのが、外壁やキッチンなどの設備・仕様です。設備・仕様は使い勝手と先々のメンテナンスをよく考えて選ぶことも必要です。金額やデザインだけで決めてしまうと後々後悔することも…

賢い、設備・仕様の選び方をこれから紹介します。

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◎浴室

 

 

浴室は、作り方によって在来工法、ユニットバス、ハーフユニットバスに分かれます。

 

在来工法とは壁・床・天井材、浴槽、水栓金具などの部材を選びプランニングし、現場で施工します。自由に部材を選んでオリジナルの浴室を作ることができます。

 

ユニットバスは、工場で作られる壁・床・天井材や各部材などを現場へ運び、組み立てます。在来工法に比べ、部材の自由度は劣りますが、工期が早いこと、コストを抑えることができます。工業製品なため、品質や仕上がりが均一で安定しており、防水性や保温性なども高いのが特徴です。

 

 

ハーフユニットバスは、在来工法とユニットバスの中間で、浴槽、床、天井等を工場で作った製品を使い、壁等は自由な素材を使う工法です。製品によって、自由度は若干変わります。

 

現在の浴室の主流は、ユニットバスになっていますので、少しご紹介します。

 

数字や坪数で表記される浴室の広さですが、数字は浴室内の壁から壁のサイズです。一般的なサイズ1616であれば、1m60㎝×1m60㎝となります。

家族みんなで入る場合や、介助が必要な場合は、さらに広いタイプもあります。その際は、浴槽の大きさは同じで、洗い場が広くなります。

 

汚れにくくお手入れしやすい床や壁、浴槽などや、排水口の形状や素材を工夫し、日々のお掃除がラクなタイプも一般的となりました。

 

空間のあたたかさに加え、冬場に床がヒヤッとしない素材、お湯が冷めにくい省エネ浴槽など、家族みんなが安心して快適に過ごすことができます。

 

 

 

次回は、「洗面台」についてお伝えします。