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よく眠れる寝室の工夫について、光の観点から2つお話しします。

 

①照明は控えめにしましょう。

寝室は、眠りにつきやすいようリラックスできる空間づくりが必要です。

そのため照明は基本的に控えめにします。ホテルの客室の照明計画を参考にするとよいでしょう。

仰向けに寝ると目に直接とび込んでくる天井の照明はなく、壁面を利用したブラケットやスタンドなどの間接照明で部屋全体をぼんやりと照らします。本を読むなどして明るさが足りないときには、必要に応じて使えるスポットライトなどの局所照明を枕元に作ります。このとき全体照明のスイッチを合わせて枕元に作っておきましょう。

 

光が脳に与える影響は強く、眠る前にスマートフォンなどのブルーライトを浴びると、脳への刺激が強く寝つきが悪くなったり熟睡できないこともあるそうです。

夜間に煌々と明かりをつけて過ごすのも同じことです。

寝室だけでなく家全体として照明は控えめにすることで身体はリラックスし、質のよい睡眠をとることができます。

 

寝る2時間程度前から、照明を少しづつ暗くするのもおすすめです。そういった場合は明るさを調節できる機能をもった照明を選ぶよいでしょう。ご両親だけでなく、子どもさんが夜、寝つきが悪い等のお悩みがある方はぜひお試しください。

 

 

②外部からの光について

室内への光の入り方は、窓の向きと大きさ、周囲の環境、季節によって変わりますが、基本的に寝室は太陽光の影響をあまり受けない北側に配置します。

窓の向きとしては、東の窓は朝日を受けて気持ちよく目覚めることができますが、夏場は早朝から明るくなるため寝不足になってしまいます。東に窓をつくる際は、遮光カーテンやブラインドを上手に使い睡眠を妨げないようにしましょう。

 

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記:米子営業所 加藤