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パントリーとは、キッチン周辺に配置された食品や食器などをおく収納庫のことです。

2013-05-09 18.50.08

 

 

以前、収納スペースの考え方でもお伝えしましたが

①実際に住む家にどの程度の荷物があるかを、現在の住まい+ゆとり分を考えて把握し作る。

②生活導線を想像して、必要なところに必要な収納を作る。

の2点が大切なことです。

 

 

まず、わが家のキッチン廻りの収納はどの程度必要か?から考えてみます。

 

システムキッチンは収納量も増え、キッチン上で使うフライパンやボウル、まな板などの調理道具、お玉や調味料などの小物類まで全てをすっきり収納できるようになりました。

ですが、キッチンには、想像以上に物があります。

 

例えば、

ホームベーカリー、ホットプレート、ジューサーなどの毎日使わないけど必要な家電製品。

冷蔵庫へ入れない根菜類やお米、調味料や乾物類、子どものお菓子、飲料類などの買い置きなど。

 

まずこれらの物がシステムキッチンと背面の食器棚の容量で十分に足りるかを確認します。

 

足りている場合は、見せる収納にするか、見せない収納にするかを決めます。

見せる収納にする場合は、目につきやすい背面の食器棚を極力小さいもの(足元のみ等)にして、板材のみの棚等を造り、そこに自分の好みのものを並べていきます。雑貨屋さんの陳列のイメージです。

 

足りない場合は、キッチン近くにパントリーを作ります。

「生活導線を想像して、必要なところに必要な収納を作る」のとおり、キッチン廻りの収納はキッチンの近くに作ります。

共稼ぎで買いだめの多いご家庭には重宝する収納庫です。

 

パントリーは、別の部屋ですので同時に見せたくないものを隠すこともできます。

キッチン空間には日々使う必要最低限のものを置き、他はパントリーへしまっておくことで、すっきり片付いたキッチンになります。

 

 

パントリーを有効活用することで、日々の生活導線や使い勝手はより良くなります。

広さや仕様はお好みでお作りいただけ、当社では写真の3帖程度の広さより、1帖程度の広さが一般的です。

 

 

上福原モデルハウスでも、お客さまにとても好評なパントリー。

 

毎日の生活で1番長くいるキッチン廻りはしっかり設計したいポイントですね。