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ファミリースペースとは、第2のリビングとも言われ、来客時に使用される1階のリビングとは違い、ご家族が気兼ねなく過ごせるプライベート空間です。

 

スペースの有効活用と、1階と2階が必然的につながっていて、コミュニケーションをとりやすいという理由で、階段を上がった2階の踊り場を利用して作ることが多いこの空間。

活用法もご家族によって様々ですが、一部ご紹介します。

 

①大きなデスクカウンターを作れば、家族が集う多目的スペースに利用できます。

子どもは教科書を広げ勉強、パズルなどの遊びの場に。

ママはミシンを使って洋裁、子どもの日々持ち帰るお手紙のチェックコーナーに。

パパは書斎代わりにちょっとした仕事やパソコンの閲覧に。

それぞれが違うことをしていても同じ空間にいることで、自然とコミュニケーションをとることができます。

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ひきこもり予防の考え方で、子ども室は寝て、個人の物を収納できる最低限の広さとし勉強机を置かないご家庭もあります。

そんな場合は、ファミリースペースにデスクカウンターを作ります。

 

子どもが低学年のうちは、ファミリースペースより1階のリビングや食卓など親のそばで勉強することが多いものです。このデスクカウンターをリビングの一角に作っておくこともおすすめです。

 

 

②家族が共有して使うものを置くスペースに利用できます。

壁面を利用して書棚を作り、家族みんなのライブラリースペースに。

ピアノや楽器のプレイルームとしても楽しいですね。

 

子どものときから、読書習慣のある人は、将来出世するというデータもありますが、子どもに読書習慣をつけさせるためには、読み聞かせも大切ですが、親が読書をする姿を見せることが重要だそうです。

書棚を家族みんなで共有し、親が普段どんな本を読んでいるかを子どもに見せることで、親が関心のあることを子どもにも自然と興味をもたせることができます。

電子書籍にはない、紙の書籍の良さですね。

もちろん、難しい本だけでなく漫画も共有して、親子で共通の話題を持つのもいいと思います。

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③家族の思い出の展示コーナーとして利用できます。

棚板を作り、子どもたちの写真や園や小学校から持ち帰った工作などを飾るスペースにできます。

子どもたちの自尊心が育ち、やる気もアップしそうですね。

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その他、ときには室内干しスペースとしてお布団やシーツなどの大物を干したりと、山陰地方にはちょっとうれしいゆとりの空間です。

 

 

但し、階段部分は吹き抜けのような構造になっており、空調が効きにくいという問題点があります。このプランを取り入れるときは、家の断熱性に注意してください。

 

 

 

 

 

記:米子営業所 加藤