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内装材として床・壁・天井に使われる主な種類を、数回にわたりご紹介しました。

末永くきれいな状態を保つため、知っているようで知らない、自分でできるお手入れのポイントについてご紹介します。

 

今回は、床材について。

 

【フローリング】

◎無垢フローリング

普段は掃除機やモップがけ。乾拭き。水拭きはNG。

表面保護のためワックスが塗ってあるので、半年~1年おきに塗り直し塗膜を作ることで耐久性が高まります。

凹んだ場合は、濡れた布をあてアイロンをかけることで、元に戻ることが多い。

◎複合フローリング

普段は掃除機やモップがけ。水拭きOK。固くしぼった雑巾を使いましょう。

紫外線の影響がある窓際や出入り口などの傷みやすい部分は、ワックスをこまめに塗ることがポイントです。

 

 

【畳】

◎いぐさ畳

普段は畳の目に沿った掃除機がけや雑巾がけ。汚しても水拭きは避け乾拭き。カビが出たら、アルコールで拭き取る。

年に一度は、梅雨明けの頃に畳上げをし畳床の通気をしましょう。

◎樹脂畳

普段は畳の目に沿った掃除機がけ。固くしぼった雑巾で水拭きが可能。

 

【カーペット】

普段は掃除機がけ。汚れた際は、住宅用洗剤で浸み込ませた布で叩き取る。汚れは繊維に浸み込む前にすぐに取るのがポイント。年に1、2回はカーペットクリーナーで全体をクリーニングしましょう。

 

【ビニールシート】

ビニール製で静電気によるホコリ汚れが残りやすいため、掃除機やモップをかけるだけでなく、雑巾がけをプラスすることで汚れが残りにくくなります。汚れは水で薄めた中性洗剤で落とし、その後固く絞った雑巾で水拭きします。

 

【タイル】

普段は掃除機で塵をとり、汚れたら中性洗剤を使い、濡れたモップかデッキブラシでこすり取る。

 

 

基本的に自然素材は水拭きできませんが、それ以外は日常の汚れの範囲であれば中性洗剤を使った水拭きで十分にキレイになります。今は、重曹やアルカリイオン水など、小さなお子さんのいるご家庭で安心して使用できるものも普及していますので、用途に応じて使い分けてもいいでしょう。

 

次回は、壁・天井のお手入れのポイントご紹介します。